資金調達の方法としてクラウドファンディンが定着してきました。
クラウドファンディンとは、個人や組織など何かを成し遂げたい人が、インターネットを介して不特定多数の人から資金を調達する手法のことです。
蔵書の少ない個人図書館がクラウドファンディンで資金を集めて蔵書の数を増やして地域の人々の拠り所になったり、入場者数が伸び悩む小規模水族館がクラウドファンディンで資金を集めて改装を行い、入場者数の増加に繋げたりと、様々な事例があります。
今でこそ株式投資などは身近になりましたが、「出資」というと、投資家が行うことであり、一般の個人にとっては縁遠いものでした。
クラウドファンディンの定着で、投資に対する国民の考えも変わってきたのではないでしょうか。
幸福実現党は、予てより「国防債」の導入を訴えています。
日本は、中国の軍拡など脅威に見合った防衛力の整備ができていませんが、財政赤字が肥大する中では、思うように防衛費を増額できません。
そこで、国民の間から広く無利子の国防債を買ってもらい、防衛力の整備に充てるというものです。
国防の必要性に理解を示す国民も数多いことから、現実的な手法として注目されています。
更に、幸福実現党は、防災のための建設国債の発行を提案しています(※)。
例えば、防災のためのインフラは多額な費用を要しますが、スーパー堤防の構想などは50年、100年単位の大事業です。
しかし、度重なる災害に見舞われながら、インフラ整備にかけられる予算にも限りがあります。
そこで、防災のための建設国債を発行し、防災のために大規模な投資を行うのです。
こうした投資に共通するのは、投資によって将来に価値を生むという点です。
一方で、将来に価値を生まないものへの投資はバラマキと言われても仕方ありません。
是非、資本主義の精神で日本を発展に導いてほしいものです。
※:7月31日付幸福実現ニュースhttps://info.hr-party.jp/files/2018/07/31153226/z4cvt2it.pdf