日本のプルトニウムが溜まり続けていることに、米国などが懸念を示しているとのことです。
日本では核燃料サイクルを行うことを前提に、使用済み燃料からプルトニウムを取り出して再利用することが日米原子力協定で認められていますが、福島第一原発の事故以降、各地の原発の再稼動が進まず、プルトニウムが溜まり続けています。
プルトニウムは、原爆の原料にも使われるため、外国からの懸念が噴出しているようです。
しかし、トランプ政権は安倍政権に対して、内々に「憲法改正」、「空母保有」、「核装備」を促しているとされるので(※)、トランプ政権の中枢は、日本が保有するプルトニウムの増加を本当に懸念しているのか疑問です。
むしろ、保有するプルトニウムで日本が原爆を製造することを期待しているのではないでしょうか。
なぜならば、最終的な決着はついていませんが、北朝鮮の核の脅威を取り除く道筋が見えつつある中で、日米の安全保障上の最大の脅威が中国であることに変わりはありません。
米国としては、中国と核戦争をしてまでも日本を防衛することに躊躇している節があり、できれば、日本独自で抑止力として最低限の核装備を行ってほしいのが本音です。
しかし、日本では、国民感情として核保有に慎重な意見が大勢ですから、そう簡単に核装備を行うことはできません。
今後、日本の平和のために、如何に核装備が必要であるかを、政治が国民に説明する必要があるのではないでしょうか。
※:The Liberty Web「激震スクープ】トランプが「核装備」「改憲」「空母保有」を首相に要請」https://the-liberty.com/article.php?item_id=13934