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2018/07/07【宗教にも正邪があることが認識されてきた】

 オウム真理教の松本死刑囚ら元教団幹部7人の死刑が執行されました。

 今回の死刑執行で一定の区切りがついたとの見方があります。

 一方で、オウム真理教による一連の事件では、29人の方が亡くなり、6千人以上の方が被害を受けましたが、今なお多くの被害者やそのご家族などが苦しんでいるという事実もあります。
 

 オウム真理教の事件により、新宗教全体のイメージが悪化しました。

 世界の非常識と言われる「日本人の無宗教認識」を後押しした意味でも、オウム真理教の罪は重いと言えます。

 新宗教がブームとして脚光を浴びていた当時、宗教学者や一部マスコミなどが、「オウム真理教こそ原始仏教の教えを色濃く体現している」などとして評価する中、幸福の科学はいち早くオウム真理教の危険性を指摘しました。

 そして、命がけで事件の情報を提供し、捜査に及び腰だった警察にオウム真理教の教団本部への強制捜査を促し続けたのも幸福の科学でした。

 実際に、幸福の科学は警察から感謝状をもらっていますが、その事実はほとんど報道されていません。
 

 このように、幸福の科学とオウム真理教は、正反対の存在であることが分かります。

 その通り、宗教にも正邪があるのです。

 そもそも、オウム真理教は宗教だったのかという疑問もありますが、宗教の正邪は、その教えの内容で判断すべきものであり、その教えを信じて行動したら、どのような結果が現れてくるかを見ることで、はっきりと分かるものなのです。

 幸福の科学は、その教えを信じた人がどのように自己変革をし、世の中に貢献し、人類の幸福増進に寄与するかということを真正面から示し続けています。

 立宗32年の間に積み重ねた努力により、新宗教に対する偏見が解けつつあることを実感します。

 そして、宗教とは本来、社会の表舞台にあって、正義の基準を指し世論や常識に指針を示す存在であることを多くの方に認識して頂きたいと思います。