2018年は「信仰」がキーワードとなる年になると言われています。
世界の多くの国々では、「信仰は尊いもの」と常識的に考えられていますが、日本では信仰はネガティブなイメージで捉えられる風潮があります。
例えば、以前の世論調査でも、「宗教の違いが戦争や争いの原因になっている」と答える人が少なくありませんでした。
確かに、中東でのキリスト教とイスラム教の争いを見てみると、宗教の違いが原因のようにも見えなくもありません。
しかし、実際は「なぜ宗教に違いがあるのか」ということを正しく理解していないが故に起きている争いです。
また、愛と平和を目指すキリスト教を信じる欧米諸国では戦争の頻度は高いのは確かですが、現代においてキリスト教国が戦争を行えるのは、政教分離の考え方が進んだことが一因です。
隣人愛を説いているキリストの教えを脇に追いやって政を為すのですから、比較的容易に戦争に踏み切れるとも言えます。
一方、紛争に関する報道が多いイスラム教国も、本来イスラム教は「寛容の教え」であり、「争いを戒める教え」なのですが、実態は、戦争が絶えないということは、アッラーの教えが正しく届いていない人がいるとも考えられます。
では、無神論国家ならば平和をもたらすのでしょうか。
実際には、北朝鮮や中国が圧政を強いれるのも、神仏の存在や人間神の子の思想を信じずに人権の尊重を軽視するような、唯物論思想で国を統治しているからでしょう。
このように、宗教や信仰というものが、正しく理解されていないが故に混乱が生じています。
従って、宗教や信仰が正しく理解されていれば、例え宗教が異なっていても、相互理解のもとに平和が訪れるはずです。
幸福の科学は、キリスト教やイスラム教、中国の古代から流れている宗教的な思想、更には、日本神道のもっとも高位とされる神、こうしたものは実は一つの根源なる存在に帰するものであると説いています。
その意味で、幸福の科学の教えは世界に平和をもたらす革命的な教えです。
信仰心が無いと言われる日本国民も、お正月には多くの方が初詣に訪れます。
神社仏閣でお参りすることは、広い意味で宗教的な行いですので、この機会に〝信仰を持つことの意味”というものを考えてみては如何でしょうか。
【参考】:大川隆法著『信仰の法』幸福の科学出版http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1952