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2017/12/27【民進党の内輪でのゴタゴタを見ているに過ぎない】

 民進党の国会議員を中心に設立された立憲民主党に、新たに複数の国会議員が入党し、所属議員数が民進党を上回り、野党第一党になりました。

 今年9月まで民進党の代表を務めていた蓮舫氏があっさり民進党を見限り入党しましたし、同じく9月に週刊誌で不適切な交際を報じられ、責任をとって民進党を離党したはずの国会議員もさっさと合流してしまいました。

 また、民進党そのものも、立憲民主党に統一会派の結成を申し入れました。

 民進党は、同じく希望の党に対しても統一会派の結成を申し入れましたが、立憲民主党は希望の党との統一会派結成に難色を示しています。

 希望の党には、民進党から多くの国会議員が移ったものの、先の総選挙で大敗しましたが、希望の党の小池代表の“排除の論理”により“弾き出された形”の立憲民主党の議員にとっては、“相当な恨み”があるようです。

 「憲民主党」、「民進党」、「希望の党」の今に至るまで動きを見てみれば分かると思いますが、つまり民進党(旧民主党)の“内輪でのゴタゴタを見ているに過ぎない”のではないでしょうか。

 そもそも、「自由」と「民主主義」を繁栄的に実現していくためには、健全な野党の存在が必要です。

 与党と対峙すべき野党第1党がこうした状況では心配になります。

 そもそも立憲主義を守ることを標榜する立憲民主党ですが、憲法を素直に読めば、違憲と疑われても仕方がない自衛隊に関しては、現状維持を決め込んでいます。
よって、理念と実践が乖離している政党に大義があるのでしょうか。
 

 ますます、今の国会には本当の意味での新たな政党が必要であると感じます。
是非、幸福実現党に期待したいと思います。