朝日新聞は、ニューヨーク・タイムズの記事を引用する形で、米国防総省が、秘密裏にUFOの調査をしていることを紹介しています(※)。
それによると、調査の予算は、2007年から2012年までしか付かなかったとのことです。
調査予算が打ち切られた理由は、他に予算を付けるべき優先事項があったためとしていますが、調査そのものは現在も続いているとしています。
UFO調査について、朝日新聞では、米空軍が1947年~1960年に実施したことをあげ、その調査報告では、UFO目撃情報のほとんどが星や雲、その他の飛行機などだったと結論付けて終了したことを紹介しています。
これらの報道からは、米国政府の調査からもUFOは地球外生命体の乗り物ではなく、人間の見間違いであり、米国政府とUFOが何らかの関係を持っているということはありえないということを強く示唆しているように感じられます。
しかし、今回の報道以外に、米国政府とUFOや宇宙人とみられる生命体との関係を示す報道や証言が、数多く存在することは周知の事実です。
そして、そうした関係を覆い隠すかのように、UFOの存在を否定するような記事が度々報道されます。
特に日本のマスコミは、UFOの目撃情報はほとんど報道しませんが、目撃されたUFOが実は見間違いだったという事件は報道するように感じます。
科学的に証明されないものは報道しないというのがマスコミのスタンスなのかもしれませんが、その存在を完全に否定できない限り、存在する可能性を持って接することこそ真に科学的な態度ではないでしょうか。
今回の「UFOは存在しない」とする報道事態が、何かフェイクニュースのように感じられてなりません。
※:12月17日付朝日新聞http://www.asahi.com/articles/ASKDK45P7KDKUHBI00P.html?iref=comtop_list_int_n02