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2017/11/05【インターネット上の情報に惑わされないために”良書”を選ぶには】

 あまりの異様さに衝撃が走った座間市の殺人事件では、被害者を誘き出すために、電話の他にインターネット上のSNSが使われたとされます。

 一般的には、インターネットには様々な情報が溢れ、その中にはもちろん有益な情報もありますが、雑多な情報が多い上に、匿名性が高いが故に誤った情報も多数あります。
そうした誤った情報が利用者を惑わす場合がありますが、その情報の真偽を確認するのはなかなか難しいものです。

 そのため、インターネットが犯罪目的に利用されたり、中傷するために利用されたりすることが後を絶ちません。
ですから、私たちインターネットの利用者としては、“良識”を身に着けることが、雑多な情報を峻別し、誤った情報に惑わされないための自衛手段となります。

 
 そして、“良識”を身に着けるために有益なのが、“良書”の読書です。

 では、どんなジャンルの本を読むことが、“良書”をバランス良く身に着けることに繋がるのでしょうか。
『仕事と愛』という書籍の中に参考になる記述があります。

 一つ目は、偉人たちの生涯を書いた伝記物です。

 二つ目は、必要なのは歴史物です。「過去の歴史を知っている」というのは、「未来が分かる」ということにもなります。
  

 三つ目に必要なものは、詩を含めた文学です。「人間の心は何によって揺さぶられるのか」ということを知っておく必要があります。

 四つ目は、本来は筆頭に挙げなければならないものですが、それは「宗教書」でしょう。
なぜならば、これは文学書よりもさらに奥にあるものです。仏の心、神の心を説く宗教書を読んでおくことによって、自分の心の底に、揺れない不動の中心軸ができてきます。
これが、さまざまな困難のときに、その困難を乗り越えていく力となります。

 是非、秋の夜長に良書に触れる機会を作ってみてはいかがでしょうか。

【参考】:大川隆法著『大川総裁の読書力 知的自己実現メソッド』幸福の科学出版http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1027