安倍首相の大義の無い解散総選挙に付き合わされ、政治空白が生じていた日本ですが、その間にも世界は動いていました。
5年に1度に開かれる中国共産党大会は、18日から北京で開催され、24日に閉幕しました。
閉会にあたり、共産党の最高規約に習近平主席の指導理念を盛り込むことが決まりました。
規約に個人名が記されるのは、毛沢東元主席、鄧小平元主席に続き3人目で、習主席は毛沢東氏と鄧小平氏に並ぶ人物と称されることになり、一層の権力集中化・神格化が進んでいきます。
中国は、習主席が就任してからのこの5年間に、軍備増強と覇権拡大を一段と進めました。
そして、今回の共産党大会でも習主席は、世界一流の軍隊を築き上げることと、海洋進出の手を緩めないことを、目標として明言しています。
習主席が就任した5年前は、中国がここまで覇権拡大と独裁化を強めるとは、日本ではマスコミを含め誰も予想していなかったのではないでしょうか。
唯一、幸福の科学の大川隆法総裁だけが、中国の新たな指導者は覇権拡大を進めるとして、既に警告をしていました(※)。
大川総裁の警告が現実化している今、日本は、北朝鮮にだけ気を取られている事態ではありません。
※:大川隆法著『世界皇帝をめざす男 習近平の本心に迫る』幸福の科学出版http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=53