北朝鮮の核ミサイルの脅威が現実化する中で、日本として備えなければならないことがいくつかあります。
例えば、弾道ミサイル防衛能力の向上、敵基地攻撃能力の取得、核装備の検討など・・・。
そして、他の政党があまり取り上げないこととして、核シェルターの設置があります。
幸福実現党の矢内筆勝総務会長(兼)出版局長によると、日本の核シェルター普及率は0.02%と、スイス・イスラエルの100%、米露の約80%、イギリスやシンガポールの50%以上と比べても異常に低い値です(※)。
東西冷戦時代に、欧米をはじめ主要国の間では核シェルターの普及が進みましたが、日本は、広島・長崎で悲惨な核攻撃を経験しているにもかかわらず、ほとんどと言っていいほど普及しませんでした。
「日本は悲惨な核攻撃を経験しているからこそ、もう二度と核の危険にさらされないように、核攻撃の議論さえしない」という世論が“常識”でした。
その結果、北朝鮮の暴挙にさらされ、実際に核攻撃を受ける可能性がゼロで無くなった以上は、備えを怠るべきではありません。
丈夫な建築物や地下道などが無い地域の住民の中には、北朝鮮のミサイル攻撃に対して、着弾しないことを願って半ば諦め顔ですが、全ての国民の安全を守るために、政府は核シェルターの普及を進めることも、国民の安全を守る上では必要なことではないでしょうか。
※:幸福実現党「今こそ急務!核シェルター。」総務会セミナーhttps://youtu.be/nR9ld9_NoMc