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2016/11/10【トランプ氏の大統領就任は予想されていた】

 米大統領選はトランプ氏が制しました。
 

 早速、民進党からは、安倍首相が選挙戦のさなかに訪米した際にクリントン候補とだけ会談したことに対し、「トランプ氏をスルーした。これは大きな失態だ」との声が上がっています(※1)。

 確かにその通りですが、選挙前に民進党からトランプ氏を推すような声はほとんど上がっていなかったと記憶しています。
野党は、与党を批判することが仕事なのかもしれませんが、あたかもトランプ氏の勝利を予想していたかのような物言いに違和感を覚えます。

 一方、安倍首相がクリントン氏とだけ会談したことは、トランプ氏にあまり良い印象を与えなかったことは間違いないのではないでしょうか。
安倍首相は、クリントン氏の要請に応じただけなのかもしれませんし、水面下ではトランプ氏側と接触もしているでしょうが、同時期に訪米したイスラエルのネタニヤフ首相が両候補者と会談したバランス感覚に比べると、見通しが甘かったという印象はぬぐえません。

 日本の政界関係者だけでなく、マスコミ関係者にも、トランプ氏が次期大統領になると予想した人は皆無と言っていいのではないでしょうか。

 しかし、幸福実現党創立者兼総裁でもある幸福の科学の大川隆法総裁は、トランプ氏が泡沫候補と見られていた早い段階から、大統領になる可能性が高いと指摘していました(※2)。

 安倍首相が大川総裁の声に耳を傾けていたら、選挙前におけるトランプ氏への対応は変わっていたのではないでしょうか。
安倍首相は、幸福実現党の掲げる政策を後追いで行っていますが、消費増税実施の愚でもわかる通り、都合のいい部分だけをつまみ食いしていては、結局は目的を達することはできないのです。

 共和党のトランプ氏が大統領に決まったことは日本にとって朗報ですが、そのチャンスを生かせるかどうかは日本の指導者の対応に掛かっているのではないでしょうか。
安倍首相には、素直に国師・大川総裁の声に耳を傾けて頂きたいと願います。

※1:11月9日付産経新聞http://www.sankei.com/politics/news/161109/plt1611090020-n1.html
※2:大川隆法著『現代の正義論』幸福の科学出版http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1630