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2016/09/14【膨らみ続ける医療費をどうするのか】

 2015年度の医療費が、概算で3.8%増の41兆5千億円と過去最高となる見込みです(※)。
過去最高を記録するのは13年連続で、このままではますます日本の財政を圧迫することになります。

 皆保険など日本の医療制度は、国民誰しもが等しく医療を受けられる点など優れた面もありますが、抜本的な制度改革を行わなければ、いずれ制度自体が破綻してしまいます。

 幸福実現党は、医療分野にマネジメントや市場原理を取り入れ、税金の無駄使いを排除することを提言しています。

 具体的には、診療報酬や薬価など市場原理をゆがめている現行制度の自由化の推進、市場原理を取り入れた適正な公的医療保険制度の構築、病院経営への株式会社の参入などです。

 これらは、医療費の削減に繋がると共に、利用者のニーズに合った多様な医療サービスの提供にも繋がるはずです。

 とかく政治時の世界では、社会保障や医療制度に関しては聖域のように扱われ、歳出の削減に繋がるような抜本的な改革を断行できない風潮があるように思われます。

 しかし、幸福実現党は、医療分野であっても、例え国民にとって耳に痛い話でも真に国民のためになるものは、決然とその必要性を訴えることのできる政党です。
こうした政党こそ、今の国会に必要ではないでしょうか。

※:9月13日付日本経済新聞http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS13H4O_T10C16A9MM8000/?dg=1&nf=1