プーチン大統領が12月に訪日する見通しとなりました。
当初は、もっと早い段階での訪日が検討されていましたが、クリミア問題などの影響で実現せず、今回ようやくの訪日が決まりました。
極東に位置する日本にとって、対中国を考えた場合、ロシアは重要なパートナーです。
そのロシアがクリミア問題やシリア問題などで世界的に孤立していた時に、日本は、ロシアに助け船を出すチャンスが幾度となくありましたが、最終的にはロシアと対立する欧米に追従する対応を取りました。
日本にとって安全保障の要は日米同盟であることは理解できますが、ここは、独自外交を展開して、日本がロシアと欧米の橋渡しとなる度量が欲しかったと考えます。
幸福の科学の大川隆法総裁は、講演会などで過去幾度となく、ロシアとの関係強化の必要性を訴え、親日家であるプーチン大統領の治世は大きなチャンスであると提言してきましたが、今回の訪日で関係強化を図ることができるか注目です。
日本政府には、米国に配慮するあまり、プーチン大統領に日本側の対応が浮薄であると思われないよう、中身のある訪日にして頂きたいと願います。