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2016/08/16【指導者が哀悼の意を表するのは当然の務め】

 終戦の日に靖国神社を参拝した閣僚は2人だけでした。
2人とも女性閣僚であるため何らかの政治的意図も感じないわけではありませんが、安倍首相自身が参拝しなかったことは日本人としてたいへん残念です。
 

 一方、中国共産党は安倍内閣の閣僚の参拝を批判しています。
批判の理由は、靖国神社にはA級戦犯だった人物が合祀されているからとのことですが、基本的に宗教を否定している共産主義の政権が、「参拝」という行為のみを批判することにどれほどの合理性があるのでしょうか。

 中国では信教の自由が無く、活動が許されている宗教団体も、その上位に中国共産党が位置します。
しかも、中国共産党の党員は如何なる宗教も禁止されています。
ですから、中国共産党には、神社を参拝するという行為がそもそも理解できないのではないでしょうか。
ましてや、「合祀」の意味となるとなおさらです。
 

 靖国神社への参拝は、単に「追悼」と言う意味だけでなく「慰霊」の意味もあります。
国のために一命をなげうった英霊に対し一国の指導者が哀悼の意を表するのは当然の務めです。
唯物論の中国共産党がどんなに批判しようと、日本の政治指導者は、靖国神社の参拝をやめるべきではありません。

【参考】:8月15日付幸福実現党プレスリリース「終戦の日にあたって(党声明)」https://info.hr-party.jp/press-release/2016/3477/