東京都知事選に幸福実現党から七海ひろこ氏が立候補します(※)。
今回の都知事選を巡っては立候補予定者が乱立していますが、13日に行われた日本記者クラブが主催する共同記者会見には主要候補者として、小池百合子氏、増田寛也氏、宇都宮健児氏、鳥越俊太郎氏の4人が招かれました。
しかし、その後に宇都宮氏は立候補を撤回したものの、他に立候補を表明している人が多数いる中で、4氏だけを特別扱いすることが正当と言えるでしょうか。
「政党要件を満たしている公党の公認または推薦予定者だから」という括りでは、増田氏は自民などが、鳥越氏は野党統一候補として野党4党が推していますが、小池氏、宇都宮氏は公党の推薦が得られていません。
また、「著名人だから」とか、「話題性があるから」という括りでは、4氏以外にも著名人で話題性のある人がいるというのが多くの人の認識ではないでしょうか。
幸福実現党の七海氏は、立候補の表明が遅かったということもありますが、十分に話題性があります。
実際、産経新聞がWeb上で「幸福実現党が立候補見送りなら、自民1人区25勝だった」と言う記事を載せた際、同Webの瞬間アクセス数ランキングの順位が一桁まで上昇したことから分かるように、多くの人が幸福実現党の動向に関心を持っていることが分かります。
世の中の関心事を報道することがマスコミの役割の一つとも言えるにもかかわらず、幸福実現党の動静を報道しないマスコミも未だにあります。
安倍首相は、政権復帰以来、マスコミ関係者と頻繁に会食をしているとの指摘がありますが、何か密約が交わされているのではないかと勘繰ってしまいます。
幸福実現党は、組織も政策内容もしっかりしている上に、先の参院選では100万票近い得票を得るにまで支持を伸ばしていますし、七海氏は4氏と同等以上に政策論議ができる人材です。
有権者として支持するしないは別としても、幸福実現党について関心が高まっている中では、マスコミも幸福実現党を公正に報道すべき時に来ているのではないでしょうか。
※:7月13日付幸福実現党プレスリリース「幸福実現党 東京都知事選に候補者擁立」https://info.hr-party.jp/press-release/2016/3377/