今回の参院選で幸福実現党は、当選者を出すには至りませんでした。
「今回こそは」という願いの中での結果に、残念な思いを感じている方も多いと思います。
しかし、今回の選挙結果は、落胆する材料ばかりではありません。
今回の得票率は、選挙区、比例区ともに、幸福実現党として過去最高を記録しており、着実に支持が広がっていることが分かります。
特に、幸福実現党の候補者に対する各マスコミの扱いも、未だ公平とは言えませんが、選挙の回数を重ねる毎に増えていると感じられます。
その結果、有権者の中には、選択肢として幸福実現党を認識する人が増えたと言えるのではないでしょうか。
例えば、多くの都道府県には、「県紙」などと呼ばれるその都道府県で最も読まれている新聞がありますが、より狭い地域である一つの市や区、あるいはいくつかの市町村を対象とした地方紙があります。
そうした地方紙の中には、幸福実現党の候補者を、自公や民共の候補者とほぼ同等の紙面で扱う社も出ています。
そこに至るまでに多くの関係者の尽力があったと推察されますが、その結果、その地方紙が発刊されているエリアでは、幸福実現党の候補者の得票率が、全国平均を大きく上回っているとのデータもあります。
つまり、幸福実現党が苦杯をなめたのは、有権者に理解されなかったのではなく、有権者に知られていなかっただけ、という分析もできます。
幸福実現党の掲げる政策は折り紙つきです。
実際、今回の選挙戦を終えて、安倍首相は新たな経済対策を打ち出しましたが、その中に「リニア新幹線の全線開業の前倒し」があります。
これは、幸福実現党が他党に先駆けて打ち出していた政策そのものです。
平然とパクるようなやり方には納得できませんが、それだけ幸福実現党の政策が適格と言うことでもあります。
幸福実現党が国政に進出すれば、日本はどんどん良くなるはずです。
これからの幸福実現党の活躍に期待したいと思います。