衆院選の投票日まで一週間となり、各マスコミでは選挙報道が増えています。
3日午前のNHKの選挙番組では、9党の代表が招かれ討論を行っていました。
特にテレビ番組では、特定の政党や候補者を応援することにならないように腐心しているようですが、NHKの討論番組に幸福実現党は招かれていません。
幸福実現党が公職選挙法などに定められている政党要件を満たしていないことが招かれていない理由のようですが、もともと政党要件は政治資金規正法で定める政党助成金を受け取れるか受け取れないかの基準に過ぎないのではないでしょうか。
それが、なぜ平等に報道してもらえない理由になるのか釈然としません。
確かに、全ての政治団体を平等に扱えば、売名目的や社会的にどうかと思われる団体までも際限なく報道することになるので、どこかで線引きをしなければならないとの考え方も理解できない訳ではありません。
しかし、幸福実現党は、掲げている政策や政党としての機能も、客観的に見て他の既成政党に比べてそん色がないことは明らかです。
今回の選挙では、幸福実現党も比例代表に候補者を擁立している11団体の内の一つである訳ですから、例えば、今回のNHKの番組が9党だけを宣伝して比例代表における9党の選挙を有利にしている感は否めません。
比例代表は、候補者名でも投票できますが、多くは政党名で投票することになります。
有権者は、各党の主張の違いを比較したいはずなので、各党の代表と並んで幸福実現党の釈量子党首が討論に参加することが、有権者にとって有益になるのではないでしょうか。