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2016/04/17【災害時にも高い能力を発揮する自衛隊】

 熊本県や大分県などでは、未明の本震で被害が拡大しています。
あらためて、お亡くなりになられた方のご冥福を心よりお祈りするとともに、ご遺族や被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。

 今回の地震では、官庁、消防、病院、警察、自衛隊など様々な組織が、災害対応に尽力されています。

 特に自衛隊は、現時点で2万5千人にまで増員することが決まり、救助活動だけでなく、炊き出しや風呂の提供など、被災地にとってはたいへん心強い存在となっています。
16日には、広島県の呉基地から海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」が、支援物資などを積んで熊本県に向けて出港しました(※)。
「おおすみ」には物資の陸揚げ能力と共に、ヘリコプターの離発着能力と簡易な手術を行える医療設備を艦内に備えていることから、災害支援での活躍が期待されます。

 こうした自衛隊の高い災害対応能力を目の当たりにすると、反自衛隊を掲げる左翼陣営も、その存在に一定の評価をせざるを得ないようですが、自衛隊は単に災害派遣のための組織ではないということを理解すべきではないでしょうか。

 自衛隊が災害時にもこのような高い能力を発揮できる要因は、有事の際に国防の任に当たるために日々備えているからに他なりません。自衛隊が過酷な環境下でも行動できるのは、戦場での活動を前提としているからなのです。

 こうした自衛隊の方々に対し感謝したいと思いますし、私たちは日ごろからもっと自衛隊の方々に敬意を表してもいいのではないでしょうか。
なお、現在、自衛隊は災害対応に人員を割かざるを得ない状況ですが、こうした時に行動を起こすのが軍事の常道です。
災害に乗じて中国や北朝鮮が軍事的な圧力を強めてこないか警戒を怠ってはなりません。

※:4月16日付NHKニュースhttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20160416/k10010483391000.html

【参考】:幸福実現党新着ニュース「『平成28年熊本地震 被災者支援募金』へのご協力のお願い」http://info.hr-party.jp/2016/5455/