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2016/04/15【信頼できる政治家とは-田母神氏逮捕に思う-】

 元航空幕僚長の田母神俊雄氏が、2年前の都知事選における公職選挙法違反容疑で逮捕されました。
保守系の論客と目されていただけに残念です。

 今回の容疑が事実であれば、どのような理由があるにせよ田母神氏本人の責任は免れませんが、同氏は長らく政治とは無縁の安全保障の現場を歩んで来ただけに、選挙スタッフとして倫理観のしっかりした人物が就いていればと思うと惜しい気もします。

 ただ、今回の逮捕で、田母神氏が築き上げてきた功績全てが否定されるわけではありません。
同氏は、航空幕僚長だった当時、先の大戦は侵略戦争ではなかったなどとする論文を発表し、政府の見解と異なるために、事実上、更迭されました。

 しかし、歴史的な事実に照らし合わせれば、侵略戦争ではなかったとする見解は肯定できるものです。
当時の日本は、八紘一宇の精神でアジアの解放を目指して欧米列強に戦いを挑んだ側面があり、結果として敗戦したものの、大戦が契機となって多くのアジア諸国などがその後に独立を果たしたという事実かあります。
また、敵国の最高司令官であったマッカサー元帥も、日本にとって先の大戦は安全保障によるものだったとの認識を公の場で示しています。

 ですから、自衛隊の制服組のトップの一人である田母神氏が、自虐史観ではない正しい歴史認識を示したことは大きな意味がありました。

 いずれにせよ今回の逮捕劇で、政治とはそういうものかという認識が国民の間に広まるとすれば問題です。

 世界の主だった宗教は倫理観の大切さをも説きます。
これは、幸福実現党の支持母体である幸福の科学も同様です。
正しい信仰心を持った幸福実現党の政治家は、高い倫理観を持って誠実に政治を行うことができます。

 「信頼できる政治家」それは、日本初の本格的な宗教政党である幸福実現党の政治家ではないでしょうか。