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2016/03/26【“巫女さんのくせに”発言の問題点】

 自民党の国会議員が「巫女さんのくせに何だ」などと発言したことが批判され、その国会議員は軽率な発言だったとして謝罪しました(※)。
 

 問題の発言の真意は別にあったのか定かではありませんが、「巫女」という立場を見下して発言したとすれば大きな問題です。
最近、国会議員、とりわけ自民党議員の軽率な発言や問題行動が相次いで報道されています。
国会議員の発言の揚げ足をいちいち取って、必要以上に責任追及を行えば、国会議員は本音を語らなくなり、有権者にとっても弊害となり
ますが、最近の自民党議員は奢り高ぶっていると言われても仕方がないのではないでしょうか。

 もともと、「巫女」は神に仕える尊い存在であり、神の啓示を降ろして人々に伝える特別な立場でした。
現在では、巫女を年末年始のアルバイトの一つのように捉えて、神社などに仕えるサーバントのように考える人もいるようなので、今回の国会議員の発言に繋がったのかもしれませんが、実際は、巫女はとても神聖な役目なのです。

 今回の件で明らかになったように、宗教に対する無理解や誤解は、少なからず存在しているようです。
幸福実現党は、幸福の科学を支持母体としていますが、特定の宗教を崇拝するよう強いることは無く、宗教に対する無理解や誤解を解くべく宗教界全体の政治的な代表としての覚悟も持って活動しています。
正しい信仰心を持った政治家は、公のために謙虚かつ実直に働くものですが、幸福実現党の政治家がまさにそうした政治家だと考えます。

※:3月25日付NHKニュースhttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20160325/k10010456191000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_011