12月
17

2015/12/18【韓国は近代民主主義国家と言えるのか?】

 韓国の裁判所は、朴槿恵大統領の名誉を傷つけたとして起訴されていた産経新聞の元ソウル支局長に対して無罪を言い渡しました。

 「産経新聞は気に入らないから起訴した」と言っても過言ではないような裁判が近代の民主主義国家であり得るのか、世界から疑問を持たれていただけに無罪判決は当然と言えます。

 裁判所は、判決文の読み上げに先立ち、韓国の外務省から日韓の外交関係に配慮すべき旨の求めがあったことを明らかにしました。
ですので、今回の判決は韓国の外務省の要求も考慮して下されたということであり、韓国では政府の意向に判決が影響されるということです。
つまり、韓国では、最も大切な「正義」の観点から判決が下されている訳ではないということです。

 今回の無罪判決で、韓国は近代国家の体裁を守ったと見ることができるかもしれませんが、司法権が独立していないという点でまだまだ近代国家とは言えない状況にあるのではないでしょうか。