放送倫理・番組向上機構(BPO)は、「やらせ」が指摘されていたNHKの報道番組「クローズアップ現代」などに重大な倫理違反があったとしました(※1)。
また、BPOはこの問題でNHKを厳重注意した総務省やNHKを聴取した自民党を、圧力にあたるなどとして非難しました。
放送に限らずマスコミは、先のフランスの「シュルリ・エブド」紙のように表現の自由を極端に解釈するようなことがなければ、報道の自由が保障されることは専制や圧政を抑止する上で大切です。
しかし、そのためには、マスコミ自身に高い倫理観や公平性、自浄作用などが備わっていることが求められるのではないでしょうか。
例えば、沖縄にある主要地元紙は、県内のシェアの9割以上を占めているにもかかわらず、客観的に見ても偏向報道がなされています。こうした状況に、幸福実現党沖縄県本部副代表の金城竜郎氏が「沖縄のメディア関係者は最大権力を行使していることを自覚してください」と述べているように(※2)、独占的な地位により世論に大きな影響を与え、三権をも上回る権力を有するまでになっているマスコミの偏向的な姿勢に強い憂慮を感じます。
少なくともマスコミ各社の皆様には、公平な姿勢で報道しているとしながら偏向した内容を伝えることが無いようにして頂きたいと願ってやみません。
※1:11月6日付産経新聞http://www.sankei.com/entertainments/news/151106/ent1511060018-n1.html
※2:http://ishin0507.ti-da.net/