国会前で安保法制に反対するデモを行った学生を中心としたグループ「シールズ」は、今後も廃案に向けて活動を続けるとともに、原発や辺野古移設に反対する活動にも加わるようです。
左翼勢力などは、シールズを反安倍政権の旗手のように祀り上げ、あたかも若者の総意を代弁しているかのような印象を与えようとしているようにも見えます。
しかし、シールズが主張する安保法制反対、原発再稼動反対、辺野古移設反対のどれをとっても、日本の安全保障を脅かすものです。
幸福の科学の大川隆法総裁は、9月に行われた法話「奇跡を呼ぶ心」で、「平和というのは、正義が実現された後に来るものであって、悪が実現された後に来るものは隷従にしか過ぎない」と指摘し、「とにかく戦争に関わるものは全て反対」という考え方に警鐘を鳴らしています(※)。
確かに、北朝鮮国内を見てみれば、ある意味で「平和」なのかもしれませんが、実態はほとんどの国民が史上最大の監獄に入っているようなものです。
ですから、外国からの侵略を招き入れ、それに隷従することも平和なのでしょうか。
それは本当の平和ではありません。
安保法制の強化、原発の推進、普天間基地の辺野古移設、これらはどれをとっても悪意を持った外国からの侵略を抑止することに繋がるものです。
各種報道などから、シールズの正体も分かってきており、シールズの考えだけが若者の意見ではないことが明らかになっていますが、私の周りにも正義の視点で抑止力の必要性を理解している学生や若者が大勢います。
これからも、そうした若者を応援し、国防の重要性を訴えていきたいと思います。
※:The Liberty Web大川隆法時事説法『安保法制はなぜ必要だったのか「奇跡を呼ぶ心」』http://the-liberty.com/article.php?item_id=10358