沖縄県の翁長知事は、普天間基地の移設先である辺野古地区沖合の埋め立て承認を取り消すことを決めました(※)。
防衛省側は取り消しの無効を求めて国土交通相に申し立てることにしており、今後は法廷闘争なども考えられ、普天間基地の速やかな移設に支障をきたすことになることは明らかです。
翁長氏の行為は、普天間基地の危険性を放置するということであり、また、沖縄県だけでなく日本全体の安全保障を危険にさらすことになり、中国が「まさにそうしてほしい」という行為そのものです。
忘れてはならないのは、中国は尖閣諸島を含む沖縄を手中に治めたいと虎視眈々と狙っているということです。
中国は、1960年代までは尖閣諸島を外交上、日本の領土として認めていましたが、1970年代に油田が確認されると突如として領有権を主張し出したのです。
更に、中国共産党の機関紙は、沖縄は中国の配下であると主張することをはばからなくなっています。
沖縄から米軍が出て行って、代わりに入ってくるのは中国軍です。
沖縄の人々は本当にそれでいいと思っているのでしょうか。そうではないはずです。
しかし、翁長氏の行動から、同氏は中国軍が入ってきてもいいと思っている節があります。
もしも、翁長氏が中国軍に入ってきてほしいと願っているのであれば、中国が民主化された後にするのが、よほど筋が通っているのではないでしょうか。
※:10月11日付NHKニュースhttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20151011/k10010266601000.html
【参考】:大川隆法著『沖縄の論理は正しいのか?―翁長知事へのスピリチュアル・インタビュー―』幸福の科学出版https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1459