今度はノーベル物理学賞に東京大学宇宙線研究所の梶田隆章所長が選ばれました。
梶田氏は、ニュートリノなどの素粒子物理学の分野での功績が評価されての受賞です。
連夜の受賞の知らせに日本人として本当にうれしく思います。
ノーベル物理学賞は既に多くの日本人研究者が受賞しており、素粒子物理学や理論物理学といった分野は日本の強みの一つと言えそうです。
こうした分野の功績は、昨年受賞したLEDの研究などとは少し異なり、今すぐに私たちの生活に影響を及ぼす訳ではありませんが、科学的観点からの宇宙や物質の成り立ちといった根源的な問題を解明する上で重要です。
実は、この宇宙や物質の成り立ちといった根源的な問題を解明しようとすればするほど、神や創造主といわれる存在を感じざるにはいられないという科学者も多いと聞きます。
かのアインシュタインも、「宗教なき科学は不完全であり、科学なき宗教は盲目である」と語っています。
謎を解明するにあたって、既知の科学を駆使して一つ一つ積み重ねていく努力ももちろん大切ですが、霊的な視点や宗教的な視点から考察を加えることも今後科学を飛躍させるために必要ではないでしょうか。
【参考】:佐鳥新著『科学が見つけた神の足跡』幸福の科学出版http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1555