10月
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2015/10/05【国連が歪められてはならない】

 中国がいわゆる南京大虐殺と従軍慰安婦に関するものとしている資料を、ユネスコの世界記憶遺産に登録申請している件で、登録の審査をする会議が始まりました。
 

 既に幸福実現党などは再三に渡って、「中国が申請している資料は捏造である」旨を明白な証拠とともにユネスコ側に示しています。
 

 ですから、ユネスコが公平かつ客観的に審査を行えば、今回の中国による申請は、却下または保留されて然るべきものです。
 

 しかし、国連に大きな影響力を持つ中国の意向で、ユネスコの決定が歪められてしまう可能性も否定できません。
特に、世界記憶遺産の審査は一部の専門家により非公開で行われており審議の過程が不透明ですからなおさらです。
しかも、国連の現事務総長は、既に歴史認識に関して中韓の意向に沿うような言動を行っており、国連の内外から公平性を欠いているとの指摘が聞かれるほどです。

 更に、幸福実現党の加藤文康幹事長によると、「ユネスコの事務局長は、女性初の次期国連事務総長の座を狙っており、ユネスコには多額の援助を行い、かつ国連安保理の常任理事国でもある中国の影響力は極めて強いものがある(※)」ということですから、大きな不安が残ります。

 今後、ユネスコがどのような結論を出すのか注視する必要があります。
日本も政府として、中国の申請資料が如何にずさんなものであるかということを、ユネスコをはじめ世界に強く示していくべきだと考えます。

※:加藤幹事長ブログhttp://katofumiyasu.blog45.fc2.com/blog-entry-871.html