橋下大阪市長と松井大阪府知事が、維新の党を離党しました。
柿沢幹事長が党の公認を得ていない地方選候補を応援した問題で、党の対応を批判していた両氏は、党を割らないことなどを条件に離党して矛を収めた形でした。
しかし、その後、橋下氏は新たに大阪で新党を立ち上げることを示唆し、事態は明らかに維新の党が分裂する方向に動いています。
橋下氏が提案した条件を鵜呑みにした維新の党の幹部は対応に苦慮しているようですが、もともと他党から合流した議員たちに政策的に大義があったのか疑問ですから、もはや維新の党の存在意義は無いのではないでしょうか。
前言を翻して注目を集める手法は橋下氏の常套手段のようです。
先の大阪都構想が住民投票で否決されたことにより政界からの引退を明言していた橋下氏ですが、今後は、本当に政界から引退するのかその去就に注目が集まっています。
しかし、こうした橋下氏が繰り広げる橋下劇場に、翻弄され本当に困惑しているのは有権者ではないでしょうか。
橋下氏が掲げる政策は納得させられるものもあるのですが、それが単に人気取りのための政策に過ぎないのであれば、多くを期待できません。
3年前に幸福の科学の大川隆法総裁が、橋下氏の守護霊を招へいし、霊言を行っています(※)。
既に橋下氏もその霊言を読んでいると推察されますが、この霊言を鏡として謙虚に耳を傾けて、自分自身を振り返る材料にされることを切に願います。
※:大川隆法著『徹底霊査 橋下徹は宰相の器か』幸福の科学出版https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=763