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2015/08/10【原爆投下こそ人種差別です】

 戦前戦中に、日本人は他のアジアの人々を差別していたとの証言を目にすることがあります。
確かに、現在のように日本人の間に民主主義や人権という考えが浸透していない時代であり、また、戦争という状況下では、現代でいう差別的な行いをした個人もいたかもしれません。

 しかし、世界で初めて国際会議の場で人種差別の撤廃を掲げたのは日本だと言われています。
日本は、1919年の国際連盟のパリ会議で、民族自決の原則を黄色人種に適用しないとした国際連盟規約に人種差別撤廃の条文を加えるよう提案しているのです。

 また、8月9日は長崎に原爆が落とされた日でもありますが、米国が非人道的な原爆を世界で初めて広島と長崎に投下したのは、日本人に対する差別意識があったからとの見方があります。

 当時の米国の指導者の倫理観ではさすがに同じ白人国家であるドイツに対しては使用できず、日本に対しては躊躇なく種類の異なる二つの原爆をそれぞれ広島と長崎に実験的に投下したとも言われています。

 先の大戦で、「日本だけが犯罪国家で、連合国は全くの正義の国であった」という考え方には注意が必要です。
ことさらに自分の国を悪く言う自虐史観は、平和をもたらすどころか、侵略を呼び込むことになるということを理解すべきではないでしょうか。

【参考】:大川隆法著『原爆投下は人類への罪か? 公開霊言 トルーマン&F・ルーズベルトの新証言』幸福の科学出版https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=969