ロシア人大富豪の出資により、従来に比べて大規模な宇宙人探査計画が動き出します(※)。
計画は、地球外生命体が発信している電波信号を探すもので、SETIなど従来のプロジェクトに比べて、感度が50倍、探査空間の範囲が10倍とのことで、地球外生命体が存在するという科学的な証拠が発見されることが期待されています。
この計画には、唯脳論発言で物議をかもしたホーキング博士も参加しており、同氏は従来、宇宙人探査は宇宙人による地球侵略を招きかねないとして反対していましたが、今回の計画は、自ら電波を発信する訳ではなく、かつ既に地球から様々な電波が放出されているので支持しているようです。
ただ、今回の計画も、対象とする地球外生命体が現在の地球の科学技術レベルの延長でしかないように思えるので、探査範囲や感度を上げるだけでどの程度成果が上がるのか不明です。
例えば、宇宙人の技術レベルが地球のレベルよりも圧倒的に高い場合は、地球人が他の地球外生命体の痕跡を見つけることを意図的にできないようにしている可能性があるかもしれません。
いずれにせよ、こうした計画の結果如何に関わらず、数々のUFOの目撃情報を踏まえれば、高度な知性を持った地球外生命体が存在することは明らかではないでしょうか。
だとすれば、宇宙人がその存在を公にしないのは、私たち地球人の意識レベルが宇宙人と交流するに至っていないからかもしれません。唯脳論や、科学的な解釈の可否が全てという考えを前提としていては、善良な宇宙人とは交流できないように思えます。
※:7月20日付産経新聞http://www.sankei.com/life/news/150720/lif1507200035-n1.html
【参考】:大川隆法著『「宇宙の法」入門』幸福の科学出版https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=99