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2015/06/12【村山・河野両談話を無効に!】

 村山元首相と河野元官房長官が対談を行い、村山氏はいわゆる従軍慰安婦に関する「河野談話」について、事実を明らかにした歴史的な文章であると評価しました(※1)。
 

 しかし、村山氏が事実であるとする従軍慰安婦なる存在は、日本政府のみならず米政府の調査でも証拠が見つかっていない上に、元従軍慰安婦と称する人物の証言も変遷を繰り返すなどして裏付けが取れていません。
村山氏は、いったい何をもって従軍慰安婦を事実であると認めているのでしょうか。村山氏は、同じ対談で「調査には限界がある。問題にする必要はない」と開き直っています。
 

 これでは村山・河野両氏が、「とにかく謝れ」という韓国に従うよほどのお人好しか、「とにかく戦中戦前の日本は悪である」と確定したい思惑を持っているかのどちらかのように思われてしまいます。
 

 しかし、韓国は歴史認識について謝罪しても「もっと謝罪しろ」とばかりに畳み掛けてきますし、先の大戦での日本には、欧米列強の植民地支配からの解放や、経済封鎖からの防衛などといった大義があったことは明白です。
 

 従って、事実に基づいていない河野談話のみならず、先の大戦を一方的に謝罪した村山談話は撤回されるべきです。
両談話の存在は、日本人の尊厳を傷つけるばかりでなく、「日本に対して圧力をかければ自らに都合の良い歴史を捏造できる」との錯覚さえ相手国に与えかねません。

 幸福実現党は、「『河野・村山談話』の無効を宣言し、自虐史観を一掃する『戦後70 年談話』を求めるデモ」を6月13日(土)に開催します(※2)。安倍首相が新たな談話を発表するとしている今こそ、私たちは声を上げなければなりません。

※1:6月9日付産経新聞http://www.sankei.com/politics/news/150609/plt1506090040-n1.html
※2:幸福実現党 新着ニュースhttp://info.hr-party.jp/2015/4305/