表題の言葉は、連合艦隊司令長官であった山本五十六元帥の言とされています。
4月18日は、その山本長官が太平洋のブーゲンビル島で戦死した命日にあたります。
先の太平洋戦争では、結果的に日本が連合国に負けたという点において、山本長官は当時の米国のリーダー達と比べて及ばなかったと言わざるを得ません。
しかし、開戦に至るまでの情勢判断、世界で初めて本格的に航空母艦を海戦に投入した先見性など、当時の日本にとっては傑出した人物の一人であったことは間違いありません。
山本長官の霊言を収録した幸福の科学の大川隆法総裁も「もともとは八百万の神々の一人ではないか」と述べてられています。
前出の山本長官の言は、もともとの出自は別にあるかもしれませんが、今日に至っても我々日本人にとって意義深いものがあります。
今の日本では、自衛隊や在日米軍を悪しき存在ととらえ、軍備反対を訴えることが平和主義のように言われることがあります。
しかしそれは、国際政治の現実に目をつむっているということであり、本当の平和ではないのではないでしょうか。
なぜならば、例え武力衝突が無くとも、悪意を持った外国の支配下にはいるということは、自由を奪われるということであり、隷属以外の何物でもないからです。
例えば、独立国であったチベットや東トルキスタン(ウイグル)などは、十分な防衛力が無かったが故に、中国に組み込まれた結果、自由が奪われ、自らの文化を蔑ろにされ、反対勢力は大量に粛清され、現在でも弾圧が続いているのです。
私たちが、国防強化を訴えるのは、戦争をして国民を苦しめることを望んでいるからではなく、まさに平和を守るためなのです。
平和を守るために戦う覚悟を持たなければならないのです。