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2015/03/06【中国による記憶遺産申請に異議申し立て】

 中韓両国は、歴史認識に関して日本への攻勢を強めています。
 

 最近でも、中国政府関連機関の報道官が、「現指導者を含む日本の多くの政治家は、ドイツのように深い反省と真摯な謝罪をしたことがない」などと日本を批判しています(※1)。
しかし、ドイツはナチスが行った主にホロコーストについて謝罪しているのであって、戦争そのものに謝罪はしていません。

 中国としては、旧日本軍をナチスになぞらえることで日本を批判したい思惑があり、どうしても、日本版ホロコーストを世界に認めさせたいのです。
その最たるものが、南京大虐殺という事件の捏造です。数々の事実や証言から南京大虐殺などあり得ないことが明らかになっていますが、中国は臆面もなく南京大虐殺なる事件の内容を次々と変遷させ、日本に対する攻勢の手を弛めません。

 また、韓国は、従軍慰安婦なる問題で、第三国を巻き込んで攻勢を強めています。
米国などに慰安婦像を次々と設置するとともに、慰安婦の数について物理的にありえない数字を記載する教科書まで現れています。

 先に、慰安婦像の撤去を求めた訴訟で、河野談話を根拠の一つに、日本政府も慰安婦の存在を認めているとして、日本側が敗訴する事態も起こっています(※2)。

 こうした中、幸福実現党を中心となって、「中国による『南京大虐殺』『従軍慰安婦』のユネスコ記憶遺産への申請に抗議し、日本政府に万全の措置を求める署名」活動を行っていますが、この度、ハッピーサイエンス国際本部がパリのユネスコ本部を訪問し、「海外の支部で集めた署名の原本」や具体的資料を手渡しました(※3)。
対応したユネスコ側も、「今回の申し入れを真摯に受け止め、事務局長に早急に報告する」としています。

 今回の中国による申請に、異議申し立てをしているのはハッピーサイエンスしかないとのことです。
本来であれば、日本政府が責任を持って迅速に対応すべき案件です。
ハッピーサイエンスの行動をたいへん心強く思うと同時に、日本政府が適切に対応することを望みます。

※1:3月2日付日本経済新聞http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM02H42_S5A300C1FF8000/
※2:2月26日付産経新聞http://www.sankei.com/world/news/150226/wor1502260006-n1.html
※3:「幸福実現党チャンネル」https://www.youtube.com/watch?v=_p855JxGqfc
参考:中国による「南京大虐殺」「従軍慰安婦」のユネスコ記憶遺産への申請に抗議し、日本政府に万全の措置を求める署名http://info.hr-party.jp/files/2014/06/MpiuQvKg.pdf