今日はとてもショッキングな発言から始めなくてはなりません。
「軍事手段で台湾問題を解決することも選択肢だ」と中国の軍関係者が発言しました(※1)。
習政権の意向を受けての発言とのことです。
また、過日、オバマ大統領が、それを承認するような発言がありました。
つまり、「急速に権力を固める習近平主席を危険である」と明言したとのことです(※2)。
習主席は、国内に対しては、ウイグルやチベットなどで弾圧を強化するとともに、政敵の粛清を進めています。
一方、海外に対しては、軍備を強化し東シナ海や南シナ海で力による版図の拡大を図っています。
習氏が最高指導者になった当初は、同氏を調整型の人物と評する向きもありましたが、現在では、同氏は強圧的な傾向が強いということが明らかになっています。
しかし、幸福実現党の大川隆法総裁だけは、習氏が最高指導者になる前からその危険性を見抜き、一貫して国防強化の必要性を訴えてきました。
今回の選挙戦では、日本はむしろ軍備を削減し、外交による平和的な話し合いで中国を抑え込む旨を主張する政党もあります。
これには、ヒトラーのナチスの台頭に対し、当時のヨーロッパ諸国が、第一次大戦のえん戦ムードの中で融和外交を展開して譲歩に譲歩を重ね、結局はナチスにヨーロッパの大部分を侵略された歴史を思い出さずにはいられません。
戦争は外交の延長であると言われます。
覇権的な相手に対し、軍事的な抑止力の裏付けがない平和外交を展開することは、足元を見られ、領土や国民を危険にさらすことになります。
卓越した先見性を有し、国防強化を一貫して主張してきた幸福実現党こそ、国家・国民を守り、地域の平和と繁栄を担える政党ではないでしょうか。
※1:12月8日付産経新聞http://www.sankei.com/world/news/141208/wor1412080011-n1.html
※2:12月4日付同http://www.sankei.com/world/news/141204/wor1412040041-n1.html