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2014/11/28【宗教政党への誤解を解く(1)】

 幸福実現党は、日本にもいよいよ出現した「本格的な宗教政党」であると言われています。

 他の先進諸国では、既にキリスト教などの宗教政党が存在し、政権を担っている国もあります。
しかし、日本では、宗教団体を支持母体とする政党はあるものの宗教色を打ち出していないのが現状です。

 それに対し幸福実現党は、宗教的な価値観を大切にしています。
ではなぜ、政治の世界でも宗教的な価値観が大切かということを説明します。
例えば、近代の政治が確立を目指してきた生命・自由・幸福の追求といった基本的人権は、良心・信教の自由を求める運動から出てきたものですが、その基本的人権は「人間は神の子である」という宗教的な価値観を前提としてこそ成り立つものだからです。
無神論や唯物論的な価値観からは人間の本当の尊厳は生まれてこないのです。

 幸福実現党の支持母体である幸福の科学の教えは、現代社会における常識と照らし合わせてもかけ離れたものではなく、多様な価値観を認めています。
確かにイスラム世界の一部には、現代社会と相いれない非寛容的な部分があると指摘されていますが、必ずしも宗教的な価値観が全て民主主義と相反している訳ではないのです。

 多様な価値観を認める宗教の出現は、世界で問題となっている宗教対立を解決することが期待されています。
その意味でも、幸福実現党が担う役割はたいへん大きいと言えます。