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2014/11/08【政治家の信仰心】

 英国国教会の聖職者1500人のうち、約2%が神の存在を信じていないという調査結果が発表されました(※)。
これは、現代における唯物論の広がりの深刻さと、伝統宗教の形骸化を物語っているのではないでしょうか。

 神の存在を信じていないということは、その人は無神論者ということになります。
現代の日本では、「私は無神論者です」と言っても何の偏見も無く受け入れられることが多いようですが、世界では「無神論者というと善悪の判断基準が神ではなく自分の中にある人」、つまり「信用のならない人」、更に「犯罪予備軍」という風に捉えられ「警戒される」場合さえあります。

 それは正義を判断基準とする政治の世界でも同じです。
例えば世界三大宗教では、人として生きる中で基本的な「正しさとは何か」ということを説いており、政治家に信仰があれば、その政治家が物事を判断する上での拠り所は何かということが理解できますので、有権者はその政治家を信頼できる訳です。
逆に、唯物論的なものの考え方では、享楽的な生き方さえ助長してしまいます。

 私は幸福の科学の教えを信仰しており神仏の存在を確信しています。
そして、世界中の一人ひとりの人間に魂があり仏性が宿っているからこそ、一人ひとりがまた尊いと考るに至りました。
だからこそ私は、多くの人々を心底幸福にしたいと思いますし、我欲を捨てて理想の政治の実現に寄与したいと思う者の一人です。
その意味で、正しい信仰を持った政治家が更に増えてくれることを切に望みます。

※:The Liberty Web Daily News Clip「聖職者の約2%が神を信じない英国国教会 間違った「常識」の逆転が必要」http://the-liberty.com/article.php?item_id=8686