11月
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2014/11/05【米国は本来の役割に立ち戻れるか】

 米連邦議会の中間選挙の結果がほぼ判明しました。
決選投票となる州もあるものの、上院、下院ともに保守色の強い共和党が過半数を占め、オバマ大統領が所属するリベラル色の強い民主党は敗北しました。

 その結果、大統領と議会の対立が続けば、米国の政治はますます硬直化することになりそうです。
つまり、オバマ大統領は、大統領令を出す以外は、共和党と折り合いが付かなければ、米国の政治を前に進めることができなくなります。

 こうした影響は、米国内に留まらず、少なからず世界情勢に影響を与えるかもしれません。
オバマ大統領のもとで米国は、「世界の警察官」の地位から退くことを明確にし、世界各地での紛争への介入に消極的となりました。
その結果、世界では混沌が拡大してしまいました。
同時に、オバマ大統領が就任した当時に幸福の科学の大川隆法総裁が指摘した通り、オバマ大統領は米国の力を弱めてしまいました。

 世界には、自由と民主主義を掲げた警察官が必要ですが、現時点ではその役割を担えるのは米国だけです。
やはり、米国は内向きになるのではなく世界の警察官としての役割を果たしてほしいと思います。