新潟県中越地震から10月23日で10年となりました。
阪神淡路大震災で被災した方々の中にも、中越地震の復興ボランティアとして多くの人が参加されたと聞いています。
現地では復興が進んだ一方で、山間部を中心に人口流出が続き、大きな被害を受けた旧山古志村では人口がほぼ半減しました(※)。
旧山古志村に留まらず、限界集落と言われるように、地域として日常生活を送るには困難なほどに人口流出が進んだ集落は、日本各地に存在します。
こうした過疎地域では、如何にして人口流出を食い止めて地域を活性化させるかということが課題となっています。
日本の中には、独創的なアイディアで地域を活性化した実例がいくつかありますが、地域活性化のポイントは要するに「人づくり」ということではないでしょうか。
まずは、地域を引っ張る核となる人物をつくりださねばなりません。
そのために、自分に何ができるのかを考え、企業家精神でアイディアを創り出していく努力が必要です。
補助金や寄付金を当てにしていては、将来に渡って活性化していくことは困難です。
来春開学予定の幸福の科学大学(設置認可申請中)では、経営成功学部を設置する予定です。
この経営成功学部は、分析的な内容が中心の既存の経営学に留まらず、学部名からもわかる通り「経営の成功」という結果に責任を持とうとする学部です。
この学部から輩出された卒業生が、企業経営だけでなく地域の活性化という分野でも成功を収めることを期待したいと思います。
※:10月22日付読売新聞http://www.yomiuri.co.jp/national/20141022-OYT1T50150.html?from=ytop_ylist