中国当局は、ウイグル族による中国政府への反対運動を、過激なテロ活動として弾圧を強めています。
実際にウイグル自治区内では、爆発事件や襲撃事件などが相次いでおり、中国政府による弾圧で多数のウイグル族が殺害されたり拘束されたりしている模様です。
一方で、中国当局は、ウイグルの現状などを平和的に訴えてきたウイグル人学者イリハム・トフティ氏を拘束し、国家分裂罪により無期懲役と全財産没収の判決を言い渡しました。
平和的な訴えであっても、中国共産党への批判は一切許さないという、中国当局の強い姿勢を示しています。
ウイグル族の中国政府に対する反発は、中国によるウイグルへの侵略がそもそもの発端ですが、その根底にあるものは中国共産党によるイスラム教を信仰する人々への激しい宗教弾圧があります。
唯物論の典型である共産主義を奉じる中国には「信教の自由」が無く、宗教を甚だしく軽視しているのです。
幸福実現党は、中国によるウイグル学者に対する無期懲役判決を受けて声明を発表しています(※)。
日本政府も、基本的な人権を蔑にする中国に対し厳しく抗議すべきであると考えます。
※:9月30日付幸福実現党新着ユース「中国によるウイグル学者に対する無期懲役判決を受けて」http://info.hr-party.jp/2014/3463/