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2014/08/19【沖縄から見えてくるもの・・・何を優先すべきなのか】

普天間基地の辺野古移設に向けて、海上でのボーリング調査が開始されました。辺野古移設に反対するグループは、辺野古地区周辺の陸地や海上で抗議活動を行っています。

 
こうした中、共同通信のヘリコプターが辺野古地区の東方5キロの海上で、ジュゴンと見られる生物の姿を撮影したとしています(※)。記事では、写真の生物を付近に生息する2頭のジュゴンのうちの1頭であるとする意見を紹介し、このまま基地の移設工事が進めばこのジュゴンは周辺にいられなくなるとしています。

 
普天間基地の辺野古移設は、東アジアの安全保障の確保と、住宅地に隣接する危険性の除去の観点から喫緊の課題です。どちらも人々の安全や生命にかかわる問題ですが、ジュゴンが生息していることを理由に辺野古移設に反対するのであれば、何を優先すべきか正しい判断ができていないと言わざるを得ません。

 
野生生物の保護も大切ですが、人間の安全と両立できないのであれば、どちらを優先すべきかは自明の理です。

 

自由が保障されていない一党独裁体制で、毎年高い伸び率で軍事力を増大し、反日教育を行い、かつ過去に隣国を侵略した歴史を持つ国が、我が国の周辺に現実に存在する訳ですから、万一に備えておかなければならないことは主権国家として当然のことです。

 

普天間基地が、現在の形で今後も存続することは最悪のシナリオです。人々の安全や生命のために、辺野古移設を粛々と進める必要があります。

 

※:8月18日付47NEWS http://www.47news.jp/47topics/e/256176.php