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2014/07/11【国のために戦ってくれた英霊に感謝の気持ちを】

 前回に引き続きオセアニアを歴訪中の安倍首相に関連する話題ですが、安倍首相はパプアニューギニアにある太平洋戦争の戦没者慰霊碑を訪れて犠牲者を追悼しました(※)。

 太平洋戦争中、パプアニューギニア周辺では陸海空で激戦が繰り広げられ、日本と連合国側双方で多数の戦死者が出て、日本側は15万人以上の将兵が犠牲になりました。
戦争末期には、旧日本軍は補給がままならない中で、質量とも勝る連合国側の攻撃にさらされ、各地で撤退を余儀なくされました。旧日本軍の中には、本隊を撤退させるため、援軍が来ないことを承知で最後まで戦場に留まって戦った人たちもいました。

 戦後、旧日本軍を悪の権化のごとく見なす風潮がありますが、多くの旧日本兵の方々が、味方を守るために、国や国民を守るために、身を挺して戦ったことは否定できない事実なのです。

 戦後、こうした方々のおかげで、今の日本があるということを忘れてはならないと思います。
また、アジアを欧米列強の植民地支配から解放せしめた側面がることを忘れてはなりません。

 
 今回、29年ぶりに日本の首相としてパプアニューギニアを訪問し、現地で犠牲者を追悼した意味は小さくありません。
私たちは、自虐史観を改めて正しい歴史観を取り戻すべきではないでしょうか。

※:7月11日付NHKニュースhttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140711/k10015928981000.html