サッカーワールドカップブラジル大会で、日本はギリシャと引き分けました。
日本が勝たなければならない試合内容でしたが、決勝トーナメント進出への望みは繋ぎました。
日本の決勝進出は、次のコロンビア戦での勝利が最低限必要で、かつギリシャとコートジボアールの試合結果に左右されます。
まさに崖っぷちの日本代表ですが、私は2006年の第一回ワールドベースボールクラシックの第2ラウンドを思い出します。
4チームで決勝進出を争っていた中で、日本は早々と2敗し決勝進出をあきらめかけていましたが、他の2チームも2敗したため日本が得失点差で決勝に進出し、最終的に初代の優勝を勝ち取った大会です。
あの時と同様に、私たちも選手たちと一緒に最後まであきらめずに応援を続ければ、きっと道が開けるはずです。
今回の試合は日本時間の平日朝7時キックオフということもあって、サッカーファンにとっては仕事とどう両立するかが課題でしたが、企業の中には始業時刻を遅らせるなどして協力したところもありました(※)。
スポーツイベントへの取り組みとして、少し前の日本とは隔世の感がありますが、こうしたことも日本の団結と言えるのではないでしょうか。
順風満帆に勝利を重ねて決勝進出を決めても、私たちの団結力は強まらなかったかもしれません。
まさに逆境が国を変えるチャンスとも言えます。
次の試合は、日本時間の25日早朝です。力いっぱい声援を送りましょう!
※:6月20日付NHKニュースhttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140620/k10015370491000.html