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2014/06/04【中国最大のタブー】

今年も25年前に天安門事件が起こった6月4日を迎えました。

中国共産党政府は、この日を迎えるにあたって、インターネット上での検閲を強めるとともに、民主活動家や知識人を多数拘束するなどして規制を強めています。

天安門事件とは、民主化を求める学生を中心としたデモ隊を当局が無差別に殺傷した事件として世界的に認識されています。

日本では、虐殺は無かったとするNHKの報道番組などの影響もあって、事件の残虐性が今一つ伝わっていないかもしれませんが、現在では中国当局でさえ事件の死者数を319人と発表せざるを得ないように、実際には数千人から1万人程度の犠牲者があった模様です。


中国共産党政府は、天安門事件を矮小化して闇に葬る一方で、ありもしない南京大虐殺を事実であるかのように仕立てています。

そうした中で、香港の人々が天安門事件を扱った常設の記念館を設置したことはたいへん意義があります。

一方、中国は南京大虐殺記念館を設置して、国内外に対して南京大虐殺を既成事実化しようとしています。

中国は南京大虐殺の犠牲者を年々増やして、現在では当時の南京市の人口をも上回る30万人と言う数字を喧伝しています。

日本政府は、こうした中国によるプロパガンダに対して、その間違いを証拠を示して指摘すべきです。

歴史の捏造は中国共産党の常套手段のようですが、史実は史実としてきちんと指摘し続ける必要があります。


参考:天安門事件25年~中国最大のタブー”大虐殺”の真相~【ザ・ファクト】http://www.youtube.com/watch?v=xzqVAU4Wm8E