3月11日で、東日本大震災から丸3年です。
前々回のこのブログで、福島の帰宅困難区域内であっても、ほとんどの場所で科学的には除染が必要ない放射線レベルであることをお伝えしました。
福島第一原発の事故直後は、不安を煽るマスコミなどの影響で、多くの人が放射能に対し必要以上に恐怖を抱いたようです。
その後、徐々に放射能についての正しい知識が浸透して、少しずつ福島県産の農作物への風評被害が減少するなどし、復興への歩みが進み始めたと言えるのではないでしょうか。
しかし、一方で、低線量であっても放射線が健康に与える影響を心配する人が未だにいることも事実であり、そうした方は、復興が加速する中で、放射能への恐怖を訴えづらい雰囲気が形成されて困っているということも耳に致します。
そうした方々への配慮は怠ってはならないのであり、個人の自由は尊重されるべきだと思います。
その上で、やはり福島第一原発の事故で放出された放射能が健康に与える影響を、政府をはじめマスコミも科学的根拠を用いて粘り強く説明することが求められるのではないでしょうか。
ゆめゆめ、脱原発や反原発を推し進めるために、放射能への恐怖心を利用するなどということは行ってならないと考える次第です。
参考:The Liberty Web「安倍首相、前政権による福島『強制連行』をまだ続けますか?」http://the-liberty.com/article.php?item_id=7417