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2014/03/08【マスコミとしての姿勢が問われている】

週刊誌には、格式の高いものもあればそうでないものもありますが、週刊誌はマスコミとして一定の役割を果たしている場合もあります。

週刊誌の記事には虚実が混ざっていることが往々にしてあり、実際に、裁判になって週刊誌側が敗訴することが多々ある媒体も存在します。

そうした様々な週刊誌の広告が、毎週、新聞紙面上に載りますが、3月8日付の朝日新聞朝刊では、週刊文春3月13日号の見出し広告で、朝日新聞を批判している部分を黒塗りで掲載していました。

真意のほどが定かではない週刊誌の記事の見出しを垂れ流しで掲載しておきながら、自身に対する批判記事は、ブラックアウトしてしまうという行為は、マスコミとして如何なものでしょうか。

まるで、どこかの一党独裁国家の報道のようだと感じるのは私だけでしょうか。

文春誌の当該の記事は、いわゆる従軍慰安婦についてですが、韓国が従軍慰安婦問題を声高に叫ぶようになった過程で、朝日新聞が果たした役割が大きいことは事実です。

また、過去には、朝日新聞は北朝鮮への帰国事業を世紀の大事業として賞賛したことなどもあります。

日本を代表する大手新聞を自任するのであれば、自身に対する批判にも真摯に向き合うべきではないでしょうか。

さもなければ、自身に都合のいい報道だけを掲載する新聞として、色眼鏡で見られてしまうことになります。