2月11日は建国記念の日でした。
日本の祝日法では、建国記念の日を「建国をしのび、国を愛する心を養う」としています。
日本人の中には、この「国を愛する」という行為を否定的なイメージとしてとらえる人もいます。
これは戦後の左翼的な思想のもとで自虐史観を教えられたことが要因と考えられます。
「先の戦争で日本は悪いことをしたので日本は卑しい国なのだ」などというイメージを植え付けられたのではないでしょうか。
しかし、日本は本当に恥ずべき国なのでしょうか。
確かに、先の大戦では、意に反して戦争の犠牲になった人々も大勢いることは事実でありその部分では反省も必要かと思いますが、例えば日本の行為が欧米列強の植民地からアジアを解放する端緒となったことも事実であり、日本の全ての行為が悪であったわけではないことが分かります。
戦争を否定する意味で国家を否定する考えがあるのかもしれませんが、仮に侵略されたり植民地化されたりすれば、戦争がなくても、自由に生きることや独自の文化さえも否定されてしまうのです。
身近な例として、チベットやウイグルなどがそうであり、最近でも、5年前のウイグルのウルムチ大虐殺で2千人以上の死傷者が出たと言われています。
更に、ウイグルでは、10家族一単位でウイグル人同士が監視し合い、異常があれば共産党政府に報告するというシステムさえ出来上がっているのです。
悪意を持って他国を侵略することは許されませんが、他国による悪意を持った侵略に対しては、自らの国を守るために銃を取ることも辞さないという考えも否定するわけにはいかないのです。
世界のスタンダードは愛国主義です。国民が自らの国を愛さなければ、国が発展することもないでしょうし、国が亡くなることさえあり得るのです。
日本は、2千年以上にも及ぶ歴史を持つ誇るべき国であることを、建国記念の日を機に見つめ直してはいかかでしょうか。