2月
12

2014/02/12【歴史認識で大切なことは客観的な事実の積上げ】

村山元首相が韓国の国会で講演し、改めて従軍慰安婦の存在を認めました(※)。

また、村山氏は、「河野談話はしっかり調査してまとめたもので信頼すべきものだ」とも発言しました。

村山氏は、日本の元首相という立場をどのように考えているのでしょうか。

旧日本軍が慰安婦を組織的に集めたという証拠は政府の調査でも見つかっていないにもかかわらず、「しっかり調査した」などと述べるとは、故意に韓国側に肩入れしているとしか見えません。

実際、韓国側は村山氏の講演を政治利用しています。

二国間の真の友好を構築するために、歴史認識について大切なことは、客観的に事実を積み上げていくことです。

意に反して慰安婦になった人がいることは事実かもしれませんが、一方で従軍慰安婦が旧日本軍に存在しなかったことも事実です。

従軍慰安婦なるものと、民間業者が募集した一般的な慰安婦は、一緒くたに扱うべき問題ではありません。

政治家であるならば、韓国がどういう意図を持って従軍慰安婦なる問題を主張しているのか考えるべきです。

村山氏は弱者を救済しているつもりなのかもしれませんが、国際政治の舞台は同氏が考えるような甘いものではありません。

阪神淡路大震災の際に、村山氏が政治的な信条から自衛隊による救援活動を当初渋ったため、助かったかもしれない多くの命があったことを思い出します。

今回の村山氏の行為もまさに亡国を招き寄せるような行為と言わざるを得ません。

※:2月12日付産経新聞http://sankei.jp.msn.com/world/news/140212/kor14021213420005-n1.htm

今日は、丹波市へ出張をしました。
黒田官兵衛ゆかりの地、柏原へ。
ミーティングで出して頂いた手作りデザートです。