オウム真理教の幹部だった平田信被告の裁判員裁判で、同じく元幹部の井上嘉浩死刑囚の証人尋問が行われました。
尋問では、地下鉄サリン事件での新たな動機を主張するなど、改めてオウムの凶悪性を示しています。
ただ、再びオウムに注目が集まる中で、「宗教=悪」というイメージを日本社会に与えてしまうことに危惧を覚えます。
事実として宗教には正邪があります。
オウムのような宗教を信じてしまうと悲惨な結果が訪れますが、正しい宗教を信仰すればその人にとって大きな力となり、そしてそれは世の中の光ともなるものです。
マスコミなどがオウムを持ち上げていた当初から幸福の科学が、オウムの危険性を見抜いて間違いを指摘しました。
宗教の正邪は、その教義が広まった場合に世の中がどうなるかを考えれば判断が付くものです。
よって、当然ではありますが、宗教や信仰といったものを十派一絡げに悪と考えるのは間違いです。
現代の精神医学の分野でも、国際的に人間の「霊性」は重要と考えられていますが、日本では「spirituality」を意図的に「精神性」と訳すほどです(※)。
信仰を持つことで幸福になった人は計り知れません。
私は特定の宗教を強要するつもりはありませんが、日本は正しい信仰を持つことで、更に発展し世界の手本となるリーダー国家になることができると考えます。
※:千田要一著『幸福感の強い人、弱い人―最新ポジティブ心理学の信念の科学』幸福の科学出版