終戦の日を前後して、中韓は日本に対して批判を強めますが、日本が自虐史観を正そうとすると、なぜか米国までもが日本に対して懸念を示します。
悲しい限りです。
中韓によるねつ造に基づく日本批判は、正しい歴史観を持って反論すべきであり、そうした日本の客観的な態度に本来は米国も同調すべきはずです。
しかし、米国が日本に同調しない背景には、歴史を紐解くと、米国をはじめとした白人諸国が、アジアやアフリカの諸国を徹底的に侵略した事実を、覆い隠したい意図があるのではないでしょうか。
米国は先の大戦で、原爆の投下や都市部への焼夷弾攻撃により、子供を含む多くの民間人を虐殺しましたが、それ以前にも、欧米諸国は数世紀にもわたって植民地支配などにより有色人種を差別し虐殺し続けてきました。
こうした欧米の行為は、ナチスによるユダヤ人大量虐殺とそう変わりはないのではないでしょうか。
だからこそ、米国も、自らの罪を覆い隠すためにも、戦前戦中の日本が侵略国家であり悪の国家であってほしいのではないでしょうか。
終戦後、アジアでは9カ国が欧米からの独立を果たしました。
この陰には、アジアの解放を掲げて欧米と戦った日本の存在があります。
日本は、「欧米の植民地からアジアを解放し人種差別を撤廃する」という大義を掲げて戦った事実があることを、国内のみならず世界に対しても、もっと発信する必要があると考えます。