7月
20

2013/07/20【平和を守るための憲法改正】

今の東アジア情勢の中で、日本を守るためには、憲法9条を変えなければならないと考えます。

「日本は悪い国で、放って置くと他国へ侵略をする」というのであれば、憲法9条で縛る意味はあるのかもしれませんが、現在、民主主義国家である日本がそうした行為をすることなど無いことは誰の目から見ても分かります。

むしろ、憲法9条があることにより、悪意を持って日本を攻めようとする外国から日本を防衛することができないことになっています。

「戦争は避けるべきだが、悪意を持って日本に攻め込んでくるのであれば、日本は戦いますよ」という主権国家であれば当たり前のことを、憲法で謳うことは、平和を守るために大きな抑止力となります。

最近、左翼的な偏りが強い中日新聞などが、宮崎駿監督らが憲法改正に反対する記事を小冊子に寄稿していること紹介しています。

宮崎監督は、手がけた作品の多くが世界的にも評価されている有能な方ですが、左翼マスコミは今回の参院選で保守勢力の大勝を警戒し、宮崎監督の知名度を利用して反保守勢力キャンペーンを展開しているように映ります。

宮崎監督は、同記事で他にも、慰安婦問題については「謝罪してちゃんと賠償すべき」とし、領土問題については「半分に分けるか、『両方で管理しましょう』という提案をする」などとしていますが、影響力がある方だけに、誤った見方が広まらないか危惧を覚えます。

相手の嘘に基づいた歴史問題に謝罪すべきでもありませんし、相手の嘘に基づいた領土問題で譲歩すべきでもありません。

同様に、日本には国を守るための軍隊である自衛隊が現に存在しているにもかかわらず、国の方向を指し示す基本的な理念である憲法で、いつまでも嘘を謳う訳にはいきません。

正しいことは正しいと主張しなければならないのです。