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2013/06/29【政治家の真骨頂は、正論を語れること】

戦争を避ける上で、抑止力を高めることは重要です。

しかし、政治家の中で抑止力の意味を本当に理解している人がどれだけいるのでしょうか。

左翼勢力を中心に、「自衛隊があるから、在日米軍がいるから戦争が起こるのだ」という考えがあります。

しかし、現在の日本や米国が侵略的に外国に攻め込むことなど非現実的であることは明らかであり、逆に日本が外国の脅威にさらされている状況です。

こうした脅威を前にして、自衛隊や在日米軍を無くすことは、日本の自由を放棄することと同義ではないでしょうか。

参院選を控え沖縄では、立候補予定者による公開討論会が開催されました(※)。

その中で、幸福実現党から立候補予定の金城竜郎氏は、「アジアの脅威である中国への抑止力を維持しつつ、県民負担を減らすには、普天間飛行場を辺野古へ移設するしかない。県外移設を訴えると普天間の固定化や普天間の閉鎖になりかねない。これはいずれも、広い意味で県民を守ることにならない」とした上で、「普天間にいる米海兵隊は、6時間後に朝鮮半島に展開できる。これが抑止力の意味。しかし陸・海・空軍だと、アメリカ議会の議決に数日、出動準備に2、3日かかる。これでは抑止力にならない」と述べています。

金城氏は沖縄県出身です。

沖縄で、ここまで、正面切って抑止力の必要性を訴えることのできる政治家は、幸福実現党の立候補予定者しかいないのではないでしょうか。

票欲しさに立候補者は安易に迎合する風潮がある中で、県民や国民のために普天間基地の県内移設の必要性を訴える同氏は、本当に勇気があると思います。

しがらみに囚われず正々堂々と正論を主張することは政治家の理想であり、それが幸福実現党の立候補予定者の真骨頂だと思います。

※:e-みらせんhttp://www.e-mirasen.jp/