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2013/06/03【福島での放射線被ばくで健康被害は生じない】

5月31日に閉幕した「原子放射線の影響に関する国連科学委員会」の総会で、「福島第一原子力発電所事故による放射線被曝で、健康影響は出ていない。住民の被曝量は少なく、今後も健康影響が出るとは考えにくい」との結論がまとめられました(※)。

このブログでも、何度となく、「福島の事故による放射能の影響で健康被害が生じる恐れはないので、過度に不安になる必要は無い」旨の内容を紹介してきましたが、今回の国連科学委員会の結論はそれを確認するものです。

原発事故の影響で避難など不自由な生活を余儀なくされている人は、たいへん気の毒と思います。

そんな中で、不確かな情報や不安を煽るような報道に翻弄されるようなことがないように、政府やマスコミも、今回の国連科学委員会の結論をもっと広く知らせる必要があります。

政府は、必要以上に厳しい福島での除染の基準を見直して、福島の復興のために「福島は安全だ」と宣言して住民の帰還を促すべきではないでしょうか。

また、原発再稼働に反対する意見の中には、感情的なものも相当含まれていると思います。

福島の原発事故による放射能が直接影響して亡くなった人は一人もいません

原発を再稼働させないことによる弊害は、経済面だけに限らず日本の安全保障にも影響を及ぼします。

安全が確認された原発は速やかに再稼動すべきと考えます。

※:6月1日付読売新聞http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20130531-OYT1T01364.htm